お墓の話し(その2)

お坊さん ブログ

先日のお墓問題のつづきを…。

お墓参りなのに実質登山・・・なんてことも?(少し大げさですが💦)

 そして、実際に「墓じまい」や「改葬」を考えたとき、いろいろな方々の「想い」がお墓にはありますので、事前に親族間での話し合いはすごく大事です。
 また長年お世話になったお寺・神社などとの関係でもそれは同じです。同時に霊園の使用契約書の内容についてももう一度確認しておきましょう。
 参考までに改葬の流れはこんな感じになります。
(実際には寺院・霊園・宗派等により異なる場合もあります)


ここからが手続の本番です。
いろいろなところと打ち合わせをしたり…
必要な書類を取り寄せたり…

お骨の取出しなどは石材店さんがおこないます。

改葬元(元のお墓)・改葬先(新しいお墓)と、なんだか混乱してきそうですが、ここからは改葬元・改葬先と同時に進行していきます。

日程を決めて、お骨の取出し、閉眼供養(法要)を行います。



改葬先の寺院・霊園や改葬先での石材店の手配も行います。
(寺院、石材店、ご親族関係との日程を調整)
改葬先で改葬許可使用を提出し埋葬(納骨)・開眼供養(法要)を行い手続終了です。

さて気になる費用ですが。
結論からいいますとかかる費用には幅があるようです。
特に宗教的な部分においては明確な価格ってなさそうですし。(お気持ちで…が一番むずかしい)

とはいえ、いろいろ情報を集めたところではこんな感じのようです。
参考程度にご覧下さい。

<行政書士は改葬・墓じまいのお手伝いをしていきます>
① 事前相談・アドバイス(手続きの流れや必要書類、寺院との交渉方法などの助言をします)
② 改葬許可申請書の作成・提出(市区町村役場への提出書類の作成と提出代行をします)
③ 墓地管理者や寺院との調整(埋葬証明書や離檀証明書の取得など)
④ 改葬先(新しいお墓)の管理者からの受入証明の取得
⑤ 現地確認や遺骨取り出し、撤去作業の立会い(必要に応じて)
⑥ 改葬許可証の取得および代理提出、戸籍謄本など添付書類の取得代行