戸籍の話し

戸籍イラスト ブログ

以前、どこかの市役所の窓口の方と話す機会があり、その方が「戸籍をみるとその方の最後の様子が少しわかるんですよ」という話しを伺ったことがあります。
例えば「令和○年○月〇日午前○時○分東京都○○市で死亡」とあれば、たぶん病院でお亡くなりになったのだろうとか、「令和○年○月推定〇日死亡」のように書かれいるとお亡くなりになった後に少し時間をおいてから周りの方が気づかれたのだろうとかなど。
そんなお話を伺ってからは、戸籍をみる印象がすごく変わりましたね。

そして、もう一つ心を揺さぶられたのが「昭和20年3月10日」に家族全員がお亡くなりになっていると記載されている戸籍でした。そうです。東京大空襲の日なのです。
また現在の墨田区(旧本所区)などは空襲で戸籍が消失してしまったところもあるのです。

戸籍って奥深いんです。。。

余談ですが。昔の戸籍って手書きなんですよね。
これがまぁいわゆる「達筆」で、現代人の私には読めない、読めない・・・(笑)
あと市区町村の名前も合併などで変わっていたりと、戸籍の追跡もこれでなかなかそれを極めるのは大変なのです。