私は、長い期間、法律事務所に勤務をしておりました。
働き始めた頃には、まさかこの仕事がカタカナで「パラリーガル」なんてよばれるとはまったく想像もしていなかった時代の話しです。
法律事務所の仕事は、とにかく「紛争」「紛争」の連続で、人が動けば事件が起きるとでもいいましょうか。
相談に来る方は、どなたも困りごとは目の前に生じている方々ばかり…とでもいいましょうか。
切羽詰まられているわけでして。
一方、行政書士においては、まずは「紛争」になっている事柄には関与できません。(弁護士法違反に)
なので、そういう意味では「平和」といいますかね。
むしろ、ある面では、将来にできるだけ「紛争」にはならないように、今できることをやっておきましょう!的なお仕事という感じでしょうか。
つまり、「切羽つまってない」わけですので、どうしても「まぁ、そのうちに」とか「まだもう少し大丈夫でしょ」「行く行くはね…」と感じている方が多い中のお仕事のような気がします。
でも、やはり予防は大事!
転ばぬ先の杖なんていうと、ちょっと驚かしてしまうかもしれませんが。
心配なことが少しでもあれば、「後で」なんていわず、ちょっとだけ相談してみませんか?
法律事務所と行政書士の仕事の違い(?)
